小太郎、食べました

今日は病院でした。

耳掃除と、爪切りをしてもらい、スッキリです。
あと、いつもの通り、点滴と注射もしてもらいました。

しかし、小太郎としては、食べたいおイモも食べさせてもらえない挙句、病院に連れて行かれ、耳掃除も爪切りもされてしまい、待合室で既に不機嫌です。

泣きながらも、怒りは隠せない小太郎です
相当不機嫌な顔をしています

結局、小太郎が食べないせいで明日も病院です。

しかも、検査アリになってしまいました。


さすがに、いつまでも差し出した缶詰めから顔を反らしたり、暴れたりする小太郎にマウスキーは痺れを切らせ、説教をしてしまいました。

お陰で、しばしの間、再び至近距離で恨めしそうに、睨まれる事となりました。


それでも、健康体ではないので、食べさせるのにマウスキーズも必死です。


夜になりました。

相変わらず奴は食べません。

あまりの必死さに、姉マウスキーは缶詰めを目の前で食べてみせる作戦に出ました。
これには、さすがの小太郎も予想外だった様子。

缶詰めを美味しそうに食べながら姉マウスキーが小太郎に食べかけを差し出したところ、納得した小太郎は差し出された缶詰めを食べました。

つまり、「食え食え言うなら、お前が食ってみろ！」というわけです。

姉マウスキーと一緒に缶詰めを堪能した小太郎。

満足そうに口を拭くと、ようやくベッドに寝転び、安心した眠りが訪れたようでした。

空腹が満たされ、満足そうに眠る小太郎

姉マウスキー曰く、「缶詰めは、美味かった。米の味がした」と、いう事です。

つまり、小太郎が缶詰めを食べないのは、もっと極上の美味い物が出てくるのを心待ちにした、我が儘であるという事が証明されました。

明日の病院で、胸を張って「小太郎は食べました」と言えるので、ひとまず安心です。