2013年12月30日月曜日

年越しを目指して頑張っています

心筋梗塞が起こって一週間以上が過ぎました。

即死してもおかしくはないと思った程大きな発作だったので、今も生きている小太郎を目の当たりにし、動物の生命力をただ、ただ賛美するばかりです。

あれ程、食べる事を拒否していた缶詰めに食らいつく小太郎
きちんと飲み込む事も出来ます
まだ食べると大騒ぎです
これほど食べる事に夢中になる姿は、初めて見る姿です


食欲があるので、少し安心していましたが、一度は死にかけた体です。何があってもおかしくはありません。

案の定、今度は下痢が酷くなり、一晩中大騒ぎでした。

お尻がとてつもなく痛むらしく、、それはもう身悶えしながらキャーキャー騒ぎ出すのです。

小太郎の悶絶ぶりに、果たして、本当に小太郎は年末まで頑張れるのだろうかと疑ったほどです。

しかも、その苦しみの原因は殆ど我々にあります。

マウスキーと姉マウスキーが、癲癇と夜鳴きを間違えたせいで、不必要な座薬をお尻の穴に入れてしまい、そのせいで小太郎のお尻の穴は倍以上の大きさに腫れあがってしまったのです。
そして下痢も止まらず、痛みでキャーキャー騒ぐ結果となりました。

しかも、発熱。

タイムマシンがあれば・・・マウスキー達は後悔しました。

間違えて座薬をお尻の穴に突っ込み、これが今生の別れなのかと涙する自らの頭を拳で殴り、夜鳴きの事実を伝えたい、そんな現実逃避すら頭をよぎりました。

しかし、過去の事を悔やんでも仕方がないので、償うためにも決死のお尻の穴ケアを開始。

オーガニックなホホバオイルと鼻セレブを購入し、惜しみなく一本使い切る勢いで保湿に専念し、時々通気性を良くし、一日中、一晩中、償うためにも小太郎のお尻の穴ケアに身を投じました。

奇跡の生還を果たしたものの、死ぬ思いをする小太郎・・・

それから、病院で便を硬くしてもらうお薬を貰い、少しずつ下痢も回復してきました。

そればかりか、首がすわっていなかったのですが、首もすわるようになり、体を何とか支えてもらいながらも起こす事が出来るようになり、自分で器から水を飲む事にも成功。

自信のついたこの表情
とても満足そうです

水を自分で飲めた事がとても嬉しかったらしく、とても上機嫌で幸せそうにしていました。が、その次の瞬間、おならが出たのですが、切れ痔になった模様。あまりの痛みにマウスキーに噛み付いて八つ当たり。

折角上機嫌でしたが、この日も泣き寝入りとなりました。

しかし、小太郎の苦難は、それだけでは終わりませんでした。

その夜、排尿が困難となり、尿意をもよおすと痛むらしく、キャーキャー騒いで身悶えし始めたのです。宥めようとも、慰めようとも、手がつけられない程辛いようでした。

苦しみの最中
姉マウスキーに慰められる小太郎

結局、翌日の9時診察の寸前まで、殆ど一睡もせずにキャーキャー騒ぎ続けた小太郎。

病院に行って検査をしてもらったところ、どうやら再び尿石が尿道を塞いでいるらしく、再び膀胱に針で穴を開けてもらい、尿を抜いてもらいました。

それから尿石を奥に圧し戻し、膀胱洗浄。

無事に排尿出来るようになりました。

そんな出来事の翌日、それが昨日29日の出来事です。

缶詰めを食する事を全面的に拒否し始めました。

今まで通り、味噌風味の、大根とか、ジャガイモとか、カブとか、ニンジン、鶏肉等などが良くなったようです。

起き上がりたくなるようで、ベッドの上で転がったり、這ったりしております。

意識もあり、首も据わっているので、抱っこをしてもらっても喜びます。

母マウスキーに抱っこしてもらい、心地良くなる小太郎

ブラッシングが気持ち良いらしく、
これでもかと伸びきっています
至福の時


さて、意識が戻ってきたが為に、小太郎は排尿をオムツにする事を嫌がり始めました。

昨晩は一晩中尿意を我慢し続けました。

その為、朝にはお腹がおしっこでパンパンになり、小太郎自身も辛そうでした。

病院に行って診てもらったところ、やはり体が濡れるのが嫌なので、我慢しているのが判明。

ブランケットで手巻き寿司のように包まれる小太郎
再び「お利口さん」に戻ってしまいました
わなわな震えて我慢しています
(声を出して嫌がれば疲れも半減なのに・・・)
診察台に寝かされ、緊張している小太郎

早くオムツに排尿する事に慣れて欲しいです。


どうしても自力で起き上がりたい小太郎
赤ちゃん返りでも不屈の精神は健在です

何はともあれ、年が越せそうなので良かったです。

2013年12月25日水曜日

赤ちゃん返り

23日の23時に癲癇の発作を起こし、病院に駆け込んで注射をしてもらってから、癲癇用の座薬を貰いました。

心臓発作と癲癇の発作の見極めが難しいのですが、舌が紫色の時は心臓で、舌の色が赤い時は癲癇なのだそうです。

これで小太郎の発作が起きても、どちらの発作か見極められます。

24日も夜中から発作が起こり、何とか診察の時間まで頑張り抜きました。その日は、朝の9時から19時まで、酸素室で半日入院でした。
腎不全も同時に引き起こしているので、点滴に頼るしかありません。

取り合えず目標はクリスマスまで頑張ること。

そして迎えた今日のクリスマス。

万歳! 

それと、今日の診察で明らかになった事があります。

今まで癲癇の発作だと思っていたものが、発作ではなく、赤ちゃん返りをして騒いでいたようなのです。
お腹が空いた、痒い、喉が乾いた、おしっこ、ウンチ、そうした本能的な欲求や要求が湧き起こった時、「わーわー」と騒いだり、ぐずったり、鳴いたりするようです。

心音は安定はしているようですが、あんまり興奮が続くとオーバーヒートしてしまうようなので、気をつけなければならない点です。
実際、今朝は心臓の音が離れていても聞こえるばかりか、二度ほど心臓が止まりました。

他は、24日の半日入院が効果あったようで、少し安定している様子。

次の目標は金曜日の診察日まで頑張ることです。

散々おやつが欲しくてぐずり倒した小太郎
姉マウスキーに寝かしつけられ、爆睡です

やっと魘されながらも1匹で爆睡する小太郎

2013年12月24日火曜日

新しい介護ベッドについて

うっかり書き忘れていましたが、小太郎が動けなくなったので、急いで床ずれ防止の介護ベッドを購入していました。


大きさは80×80cm
結構な大きさでしたが、ちょうど良かったです
マウスキーズの狭い六畳半の部屋に置くと、かなりの存在感
ぐっすり寝ています

ちなみに、この寝かせ方はNGでした。

唾を肺に誤飲してはいけないので、頭をかなり下げた状態で寝かせておかなければ、呼吸が苦しくなるそうなのです。

やはり、知識を持つことは大切なのだと、痛感です。

今日は、そのように寝かせ、呼吸を楽にしてあげることが出来るでしょう。

2013年12月23日月曜日

衝動を我慢出来ない小太郎について

今朝の7時頃、スーッと寒くなったと思っていた矢先、小太郎が軽い癲癇の発作を起こしました。

やはり、気圧の変化に敏感のようです。

取りあえずの目標は火曜日の診察まで頑張って持ちこたえてもらい、その次はクリスマスまで頑張ってもらおうと思っております。

そんな小太郎の発作も収まってきたのを見て、マウスキーと姉マウスキーはコーヒータイムを取ることにしました。

コーヒーと、母マウスキーの焼いた上等のブランデー入りのバウンドケーキと、チョコレートと、おかきを食べる予定でした。
勿論、小太郎が食べたいと言えば食べさせてあげられるように、小太郎用にお米とカブのスープを用意していました。

早速楽しみのコーヒーを飲もうとした時、鋭い視線にマウスキーズは気が付きました。


コーヒーの香りに反応する小太郎
ケーキの存在に気付いたようで、しきりに顔を顔を持ち上げています
手を差し出すと、ケーキを貰えると思ったようです。
必死にケーキを探しています。
ケーキの粉を嗅がせてあげると、必死の2文字
次にスープを差し出すと、かなりがっかりした様子

それでもケーキは出てこないので、諦めて寝ることにしたようでした。

安心したマウスキーは、こっそりと小太郎の目を盗んでケーキを食べていたのですが、やはり鋭い視線を感じて振り向くと、小太郎と目が合ってしまいました。

そこにケーキがあると確信している顔です

急いでケーキを食べ終わり、「ケーキはないよ」と言い張ったのですが、なかなか信用しませんでした。

ケーキがない事を信用出来ず、しばらくマウスキーを睨む小太郎
なかなか小太郎らしい表情です

しかし、ケーキを食べたい欲求により、目に生気を取り戻した小太郎。

普段は、食べたいけれど、どうせ貰えるわけがないのだから、本当は欲しいけど我慢しよう、という顔で、おねだりもせずに遠くでそっぽを向いたりしていたものです。
仮にあげようとしても、涎を垂らして顔を背けたりもしていました。

衝動を抑えられる子ほどお利口だという話を聞いたのですが、もはや癲癇を患い、衝動を抑えられないようです。

しかし、それが妙に犬らしい姿で新鮮なのです。

きっと、12時間という長い時間、あの世とこの世を彷徨い続けた小太郎は、自分の13年という犬生の中で、一体犬としての本分を真っ当出来ていたのだろうかと、ふと思ったのかもしれません。

あと少しばかり、世話をさせてやろう、そして、そのついでに犬らしくあろう、そんな感じで、もう少しこの世で過ごしてくれる可能性が出てきました。

薬が効いて爆睡しています

2013年12月21日土曜日

心筋梗塞後の色々

心筋梗塞を起こした夜、一番大変だったのは便の事です。

トイレでおしっこをすると断固と言い張り「漏らしてしなさい」と言っても、少しだけおしっこを漏らすと、急いで我慢しようとするからです。
心臓の薬の関係で普段より頻尿になっているので、一晩中おしっこをしないというのは、さすがに心配しました。

翌日は病院の休診日だったのですが、院長先生のご好意で、診察してもらいました。

そこで、想像以上に大変だったことが発覚。

おしっこを出さないのではなく、おしっこが出なかったようなのです。

何でも、膀胱の中に尿石が奥に沈殿していた場合、大きな心筋梗塞のような発作が起こると、膀胱内でわっと舞い上がり、一斉に尿の出口まで移動して尿道を塞いでしまうので、思うようにおしっこが出ないかもしれない、という事でした。

そこで早速レントゲン。

案の定、それらしきものを発見。良かったことは、大きな石ではなさそうなので、膀胱に直接針で穴を開けて尿を出してから、カテーテルで、尿道を塞いでいる砂利よりも小さなキラキラした石を、膀胱の奥まで押し戻して尿道が通るようにしよう、という案が出来そうなことでした。

思わぬ休診日の手術は大成功。

おまけに、小太郎は膀胱も洗浄してもらえました。

休診日に院長先生に見えもらえるなど稀な事なのに、小太郎はなんて運がいいんだと感心しました。


おしっこが問題なく出るようになり、ぐっすり眠れました

それが、一昨日の話です。

昨日も念のために診察日でした。

体重は3.6kg。

特に変わった様子はなく、相変わらず左足が動きにくいという事です。

ただ、おしっこが出た後、次は左足が思うように使えないため、排便をする事が困難になってしまい、それが気になっているという事を先生に伝えました。

まぁ、排便は特に悩む必要もなく、そのうち絶対に出るようです。

それなら安心だ、と、マウスキー達は帰宅。

ところが、事態はそんなものではなかったようです。


20:18頃、小太郎が再び心筋梗塞の発作を起こしました。

貰っていたニトロでその場をしのぎ、病院に電話をして駆け込む事に。

院長先生の好意で時間外も診ていただき、注射をしてもらうと、これで少しは小太郎の様態も落ち着くかと、少し胸をなでおろしました。
実際、小太郎も落ち着いてきたようでした。

それから、22:04頃、再び小太郎の発作。またご好意に甘えて病院へ駆け込みました。

また注射をしてもらい、一時間おきに発作が起きてもいいように、翌日の診察時間が8:50分なのに合わせて、10粒いただいたのです。

そこからが本格的な戦いの始まりでした。

帰宅後間もなく、再び発作。夜中の1時までは、一時間おきに発作が起こり、1時からは、10分間隔で発作が起きるように。

さすがの家族も覚悟を決め、小太郎をみんなで囲み、「よく頑張った」「小太郎は凄い子だ」「立派だ」と、思い思いの事を口々に言って、見送る姿勢を見せ始めました。

家族に見守られながら、発作の合間に水を飲む小太郎

しかし、それから、2時が過ぎ、3時が過ぎ、4時が過ぎても発作を繰り返し、貰っていたニトロを全て使いきると、小太郎は、どうもやるところまで頑張る気だという事が分かりました。

では、やるところまで、やるしかない、ここは付き合おうと、マウスキーと姉マウスキーは決めました。

しかし、5:40に起こった発作で、どうも、発作の種類が変わってきた事に気が付きました。
左側の一点を睨みながら痙攣をしている、その形相、体の痙攣などなど。どう見ても、心臓というよりは、脳からきている様子。

発作が切り替わった頃の小太郎

父マウスキーは絶対にてん癇の発作だと言い出しました。

これは同感でした。
マウスキーは、以前飼っていた、マメとコマメというパンダマウスが2匹とも癲癇だったので、見覚えがあったのです。

正しく。

そして、発作は続き、夜が明けても続きました。

てん癇の発作の合間、少し落ち着いた小太郎

そして、ついに時計の針が8時になった時、まだ早いと思いつつ、病院へ電話。

早めの時間ですが、診察してもらえました。

診断は、やはり癲癇。
薬で抑えるしかないらしく、しかも、その薬には個体差があると聞きました。ある子は、薬を投薬され、眠くなり、二度と目覚めないというケースもあるらしいのです。

もはや、小太郎はどちらでも良い。

12時間も癲癇と心筋梗塞の発作に耐え抜いた男なのだ。

そこで、病院に小太郎を預け、11時半に面会に行きました。

ぐっすり寝ていて、時々目が覚めて足をバタバタさせては、薬を投薬され強制的に眠らされる、そんな感じでしたが、昨夜は寝ていなかったので、寝られるというのも良い事です。

心地よい酸素室の中で眠らされている小太郎


次の面会は、18時半という事で、18時半になってから、マウスキーと姉マウスキーは急いで面会に行きました。

大分、我を取り戻してきている様子で、頭をもごもご動かしており、判別もつくようでした。

小太郎の様子を見て、自宅に戻っても良さそうとの事。

ただし、今回の心筋梗塞の発作で、腎不全も引き起こしているため、静動脈に直接入れている点滴を命の綱として装着させたまま、自宅へ戻りました(携帯版みたいな形なので、管がぶらぶらしてる奴じゃありませんでした)。

発作を起こしてから24時間が経過した小太郎
薬が効いてよく眠っています

2013年12月19日木曜日

心筋梗塞の発作が起こりました

昨日の16時30頃、絶好調だった小太郎は、退屈なあまり外出を希望していました。

そこで、少しばかり軽いドライブをする事にしました。
最初は、上機嫌で景色を楽しんでいた小太郎ですが、突然、心筋梗塞の発作を起こしました。

そのまま病院へ直行。
その間も、呼吸が出来ないらしく、小太郎の舌は真っ白になり、もう、この世の犬ではない、そんな顔つきになっていました。

何とか病院に駆け込み、すぐに酸素室へ運ばれました。

酸素室に入れられた小太郎は、周囲の様子が全く見えていない様子。

とりあえず、すぐには容態は収まらないので、19時まで酸素室で安静にする事になりました。

大変、危険な状態でした。


19時に迎えに行った時の様子は、体が思うように動かないようで、少しぼーっとして、まだあの世に半分逝っているような感じがしました。

酸素室から10分間出ていても安定しているので、そのまま帰宅する事が出来ましたが、人間で言えば、集中治療室に入っているのが当たり前の状態でした。

心筋梗塞の発作を起こすという事は、無酸素状態、低酸素状態の時間が長いので、何らかの障害が出ている可能性がある、という事も聞きました。

確かに、様子は明らかにおかしかったです。

とりあえずは、小太郎を連れて帰宅。

まだ現世に戻りきっていない顔をしています

それから様子を見ていると、どうやら左足の感覚がない様子なのが分かりました。その為、立ち上がったり、歩いたりする事が出来ず、足の形の添え物という感じでした。

とりあえず、即死に至らず、想像を絶する苦しさを体験しながらも、自宅に戻ってきた小太郎をマウスキー達は褒め称え、ひたすら称え続ける事に。

それからしばらくすると、段々と周囲の様子が見え始めたらしい小太郎。呼びかけにも正確に反応します。

あまりにも小太郎らしい姿に戻ったので、マウスキーズは思わず「お帰りなさい」と声かけをしたほどでした。

この世に戻ってきた小太郎

長文を書くほど冷静ではないマウスキー。その後のエピソードと説明は、また明日書くことにします。

2013年12月17日火曜日

絶好調!

腰の痛みもなくなり、上機嫌な小太郎。

調子に乗って、走ろうとしたり、飛び跳ねようとしたり、大変です。

やはり、寒くなるなら、寒くなってしまった方が体調が安定するみたいです。


食欲も相変わらず、昼は食べる時もあれば、食べない時もあります。夜は調子を戻して、大抵自分で食べます。
体がスープに慣れたのもあり、スープを飲んでも便に変化はありません。

お気に入りの豚汁は相変わらず。

根菜が美味しい季節になりました。

ガスパールに寄り添って寝ていた小太郎
自分と同じ大きさの縫いぐるみが好きみたいです

この間の診察日は雪が降りました。

姉マウスキーがお土産に買ってきてくれたコートを着て、早速お出かけしました。

ダウンコートは軽くて暖かく、防水性にも優れているので、これで雪の日もへっちゃらです!

相変わらず緊張しています

2013年12月8日日曜日

はしゃぎすぎた結果・・・

水曜日に、実は病院へ駆け込みました。

それというのも、その日の朝から、小太郎の足がおぼつかず、ヨロヨロ、フラフラしていたのです。

心配のあまり、木曜日は休診日で、金曜日の診察まで待つ事が出来ませんでした。

その診察結果は、どうやら最近の小太郎は調子が良く、跳ねたり、走ったりしていた事が原因で、腰を痛めたという事でした。

歳を弁えずに走り回るからだ、と、小太郎は先生から厳しい叱責を受けました。

とりあえず、痛み止めをしてもらい、楽になったようです。

腰の痛みでぐったりです
気付けば爺さんになっていたのです・・・・