2014年1月8日水曜日

小太郎、永眠しました

昨日は、午後15時10分に病院を予約していたのですが、小太郎の様子を見て、少し苦しそうだと判断し、午前中に予約を変更してもらいました。

手巻き寿司の具のように巻かれて通院する小太郎
心臓の心膜に血が再び溜まっていないか心配していたのですが、血は止まったようで、漏れている事はありませんでした。

ただ、次なる不穏なものは、排尿を我慢し続けるため、膀胱の壁が厚くなっており、膀胱炎になる可能性があるとの事でした。

診察室で待っている間、姉マウスキーに毛づくろいしてもらう小太郎

心臓も衰えてはいるものの、再び正常に動き出していたので、いつものように、注射と、皮下点滴をしてもらい、帰宅しました。

帰宅すると、早速酸素ケージの出番です。

酸素ケージの中に入り、小太郎は楽になったようで、そこから夜まで、ずっと心地良さそうに眠っていました。

時々目を覚ますと、水を飲ませたり、体の向きを変えたり、体を掻いたりしてあげました。

夕方頃からは、カブのスープを作って飲ませましたが、食欲もなく、水もそんなに欲しがりません。
「食べ残したもの、食べたいものはないのか?」と、念を押してみましたが、本当に食欲がないようでした。

深夜0:00を過ぎた頃から、少し寝苦しくなったようで、体の向きを変えてあげることにしました。

しかし、酸素ケージの窓を開けて、時間をかけて低酸素に慣れさせたにも関わらず、酸素ケージを出た途端に呼吸が出来なくなるようです。

もはや、体の向きを変えるだけが命がけになっていました。なので、それ以降はしませんでした。

しかし、深夜の1:30頃、呼吸がぐっと苦しくなったらしく、元旦に病院へ駆け込んだときのように苦しそうにし始めました。
ただ、元旦と違うのは、酸素ケージの中で息苦しくなっているというところです。

病院へ駆け込もうにも、酸素ケージから出ると息が出来なくなるし、酸素ケージの中でそもそも息苦しくなっては、施す手が思い浮かびません。

とりあえず、背中をさすってあげると気分が良くなるようでした。

2:40頃には、大分呼吸も落ち着いたようです。

それから、4:20前後、酸素ケージの中で、小太郎は口をパクパクさせていました。
息を吸おうとしても、肺機能の低下で、酸素を吸い込むことが出来なくなっているようです。

呼吸が出来ていないので、酸素ケージから小太郎を出してあげました。

それから呼吸は浅くて早くなり、段々低下していき、どの瞬間逝ったのか分からないぐらい静かに小太郎は息を引き取りました。

体のあちこちに病気を発症させながら、肺という最後の砦まで頑張り抜いた大往生でした。


享年:15歳(満13歳)


意地でも排便を終わらせようと気張る小太郎
正月は新しい布団で迎えました

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