2014年1月5日日曜日

明けまして おめでとうございます!

小太郎、無事に年を越しました。

・・・とは言え、実は元旦の21:30頃に具合がガクッと悪くなったのです。

それまでは機嫌良さそうにしていたのですが、急に息苦しくなったようで、口をパクパクさせても、思うように呼吸が出来ない様子。

元旦早々、申し訳ないと思いながらも、病院の先生に電話をかけ、「ニトロを下さい!」とお願いしました。
容態を口頭で伝えたところ、どうもニトロが入用ではなさそうなので、診た方がいいと言って下さり、病院へ駆け込む事になったのです。

診ていただいて正解。やはり、心臓が原因ではなく、肺の問題でした。寝たきりになった事で、肺が圧迫されたり、どうしても食べたり、飲んだり、唾液なんかを誤飲してしまうので、肺機能が低下してしまっているとの事。
器官も詰まっていて、うまく呼吸が出来ていないという事で、器官を広げる注射と、肺炎防止の抗生剤を打ってもらい、ついでにいつもの皮下点滴もしていただきました。

本当に申し訳なかったのですが、お陰で元旦を無事に越える事が出来たのです。

1月2日になると、息苦しそうにしているものの、マウスキー達の鼻の穴ケアも功を奏し、呼吸が少し楽になったのか、気力も取り戻しました。

抱っこしてもらうと眠くなります

ご飯も問題なく沢山食べています!

1日に食べるお野菜です。
追加でモモ肉も、ササミ一個半くらいの量を食べます。

でーん!

寝たきりでも、時々は起こして真っ直ぐにしてあげるといいらしいので、目が覚めている時は抱っこをしたりして、かまっています。

仰向けが気持ちが良いらしいです
まったり

平穏そうに見える日々の中、何を置いても我らを苦しめたのは他でもありません。

排便、排尿の事のみについてです。

正月の間、排便、排尿について悩み、苦しみ、努力し、一喜一憂をし続けていました。

まず、恐ろしいほどの下痢地獄から解放され、次に訪れたのは、悪夢のような便秘でした。

おまけに、おしっこもウンチによって圧迫され、邪魔されているので、痛くて出ないと騒ぐので、それは大変だったのです。

元旦、先生に電話をして診てもらいはしましたが、まさか「カテーテルでおしっこを抜いて下さい」と、正月に再び電話をかけるなど、さすがに出来ません。

便秘により、命を落とすのではないかと思うほど苦しむ小太郎
おしっこも15時間出ていないので、大騒ぎです
可哀想な声で悲鳴をあげ続けます。
お腹も限界ぐらいパンパンです。
もはや、猶予はありません。

ここは、一致団結をして、何とか処理しなければならないと、一大奮起。


「小太郎を便秘から救おうプロジェクト」開始。

用意したものは、ゴム手袋、ポリ袋、鼻セレブ、オーガニックホホバオイル、ペットシーツ、ぬるま湯、赤ちゃん用の綿棒。

まず、小太郎を寝かせ、姉マウスキーは犬のツボを調べ、大腸と小腸と膀胱のツボを指圧しながらマッサージをし始めました。

マウスキーは、肛門をオイルや綿棒などで刺激しました。

それでも効果がないと分かると、便秘に効くヨガを実践。

尻尾もマッサージ。

・・・小太郎は疲れきり、茫然自失。既に戦意喪失をしていたため、頑張ろうという気力もありません。

かれこれ一時間ほど経過し、やっとの事で、「鬼か!」と叫んだ程の、硬いウンチを出し、その後、通常のウンチも排泄。

去年、これほどまで喜んだ事があったであろうかと言うほどの歓喜が湧き起こりました。

そして、鬼のように硬いウンチも無事に処分。

15時間以上苦しめていた小太郎のおしっこも、問題なく排尿完了。

全てはここで終わったかのように思えました──が、昨日もやはり、まだまだウンチが存在することが発覚。

小太郎も今回はやる気を起こし、きゃーきゃー騒いで頑張り続けました。

お昼に一旦、また同じ努力の結果排便と排尿は出来たのですが、まだまだあると言うのです。

さすがに力尽きた小太郎は熟睡し始め、戦いは深夜に延長する事に。

マウスキーが爆睡中、姉マウスキーと小太郎は、どうやら密かに便と戦っていたようです。

腸内をこれが動くたびに、小太郎はお腹が痛むらしく、きゃーきゃー言うようで、ひたすら姉マウスキーはマッサージを続け、迎えた明朝5時。

マウスキーが起床。選手交代。

随分と肛門近くまで降りてきていたようで、マウスキーが取り掛かったときには、小太郎はきゃーきゃー声をあげて大騒ぎし始めました。

辛い戦いが終わったのは、午前7時。

5時から7時にかけて排泄し続け、5、6cmほどのウンチを、なんと、9本も出したのです!! 

さすがに、5本目を超えた時、「嘘だろ!」と叫ばずにはおれませんでした。そんな量を、小さな小太郎のお腹が抱えていられるわけがないと、事実を疑いましたが、結果は5本など大幅に上回る9本という数値。

壮絶を極める便秘解消プロジェクト。

まだ溜まった便を解消しきれず、不穏分子の存在を根絶しきれたとは明言できませんが、取りあえず一段落着きました。

苦しみ抜いた小太郎。

全てが終わったあと、ご飯を食べると、即効爆睡していました。

お疲れ様でした・・・・

それにしても、今まで生きてきて、これほど真剣に排便排尿と向き合った事はありませんでした。

生きる基本ここにあり・・・そう痛感した、正月の三が日です。

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