2014年1月6日月曜日

酸素ケージ、遂に稼動開始!

病院でパンフレットをいただいてから、実に心強いと思っていたものが、酸素ケージです。

これは、家庭用の酸素室で、ペットが息苦しくなった時などに、自宅で看てあげる事を可能とした優れものです。

酸素ケージが届いたのは今朝で、早速姉マウスキーと協力して設置。

一体どのような効果があるのか気になっていたのですが、いきなり使う機会が訪れました。

それは、小太郎がお昼ご飯を済ませた後にいきなりきたのです。

ご飯を食べた後、寝たきりながらも、立派に足をさっと開いて排尿を済ませた小太郎は、突然激しく悶え始め、昨日出し損ねたウンチに苦しめられました。

四転八倒しながらも叫び、力み続ける小太郎。

思わず、「無理だ、体力を温存して後で再び頑張るんだ!」と、マウスキー達が声をかけてしまう程、今日は壮絶でした。

しかし、決して諦める事なく小太郎は気張り続け、遂に悪そうなウンチを排出することに成功したのです!!

万歳! マウスキー達は思わず歓声をあげて小太郎を褒め讃えました。 

しかしながら、あまりにも頑張って叫んで力み続けたせいか、小太郎は少々酸欠状態になってしまったのです・・・舌の色も悪くなっていました。

そこで、この酸素室の出番です! 

早速小太郎に入ってもらいます。

大きさは60cm×40cm
体長60cmの小太郎でも、楽々入れました
立派に面会用の小窓もついているのです
しばらくすると、このようにぐっすり寝てしまいました

それから一時間後。

問題発生。

酸素ケージの中で目を覚ました小太郎が、苦しそうにバタバタ悶えながら、声をあげはじめました。

その苦しみようは、どうやらウンチの問題どころではなさそうなので、例の如く急いで病院へ駆け込む事に。

お腹に水が溜まるとか、とにかく、小太郎の内部で何かが起こっていると確信したからです。

案の定、病院でエコー診査をしてもらい、小太郎の数日間の苦しみが、便秘だけではなかった事が判明しました。

どうやら、心臓の血管のどれかが弾け、心膜に血液が流れ込みんで溜まっていた事が原因で、心臓を圧迫し、血流が思うようにいかなくなり、苦しかったようです。

かなり緊急事態だったので、すぐに心臓に穴を開けて、血を抜いてもらいました。

この症状は、結構最期の方らしく、先生にも小太郎の頑張りようを褒めてもらったぐらいです。

どうも、小太郎は限界まで頑張るに違いありません。


血を抜いてもらったら、少し楽になったようですが、まだ血が漏れている可能性があり、心膜に再び溜まるかもしれないらしいです。

とりあえず、元々明日は診察の予定だったので、明日も診てもらうことにしました。


帰宅後、早速酸素ケージの出番。

届いた初日に、これほど稼動出来るとは、ある意味甲斐があります。

酸素ケージに入ると、不思議とぐっすり寝てしまいます
楽になるのでしょう

2 件のコメント:

  1. 酸素ケージとは強い味方!
    小太郎君頑張っていますね。
    先日のウンチとの戦い日記は手に汗握る展開でした。
    心配ながらも楽しく読ませて頂きましたよ。
    小太郎君大好きです!

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    1. 有難うございます、音好猿美さん!

      あれだけの長時間、排便を頑張り続けるなど、無謀だと思っていましたが、あの努力は旅立ちの準備だったのでしょう。
      お陰で、ウンチのない状態で旅立つことが出来たようです。

      長い間小太郎を応援してくださり、有難うございました!

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