実は、エコー審査で前回の診察の時に診てもらって、脂肪の塊じゃないかという見当で、今日は検査をしてもらう予定でした。
その検査の内容は、その硬い脂肪の塊に針を刺し、中の血液を採取して検査をするというものだったのですが、とても痛いそうです。
小太郎の調子も良くないので、痛いのはさすがに気になり、検査は次回にしてもらう事にしました。
しかし、どうやら少しずつ大きくなってきているようです。
お爺さんげな表情の小太郎 |
このように、若い頃の不摂生が老齢になるにつれ、如実に表面化していくものなのかと、改めて悟りました。
最大級に太っていた頃の小太郎 2011年、冬。体重は5kg |
今まで、サツマイモと肉とジャーキー。その三つの中から気が向くままに好きなものを、好きなだけ食べ続けた小太郎。母マウスキーと父マウスキーに溺愛された結果です。
しかし、小太郎を溺愛するのにも事情がありました。
元々は、一歳半で我が家にもらわれてきた小太郎。
母マウスキーがマルチーズ犬をもらって欲しいと友人に頼まれ、どんな犬か見に行き、そのまま連れて帰ったのがきっかけでした。
その家では、アパートのベランダで飼われていたらしく、犬小屋が設置してあったそうです。赤ん坊が出来たので、いらなくなったそうな。
我が家へやって来た時の小太郎の持ち物。
・大型犬用のトイレ
・噛み跡だらけの汚くて臭い移動用キャリー
・小さな缶詰め三つ
我が家へやって来た時の小太郎の問題。
・走れない
・指しゃぶり
・基本的にネガティブ(ドアが閉まっているとこの世の終わりのように鳴く等)
・トイレを隠れてする
・ゴミ箱のゴミを部屋中に散らかす
・人を見る時は基本的に斜め上に睨む
・撫でようとすると身をすくめて物凄く怖がる
等など・・・・
こんな小太郎に、辛く苦しい波乱万丈な人生を送ってきた父マウスキーが深く共感。小太郎を怒るべからず条例が出たのです。
なので、小太郎がおしっこの問題で粗相をした時も、「小太郎はちゃんとトイレで出来る子なのに、こんな所でしてはいけないと分かっているでしょう」という、ポジティブな叱り方に工夫されました。
マウスキー家にやって来て二ヵ月後の小太郎 まだ表情は暗いです |
父マウスキーの溺愛を受け、小太郎は段々心の傷を癒し、10年近く経って、やっと犬らしい所作を見せたり、我が儘を言えるようになっていました。
そして・・・丸々と太ってしまったのです。
お風呂に入れても体の太さが変わらない頃の小太郎 |
とりあえず、次回の診察までに気力を回復してもらい、一体どのような腫瘍なのかを検査してもらう予定です。
検査を免れ、一安心する今日の小太郎。 |
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