毛が長くなったし、少し調子も良いようなので、という事で病院でトリミングをしてもらったのです。
万歳! 1年の間、蒸しタオルで拭いたり、ウォーターレスシャンプーで洗ったりと、何とかかんとか汚れを落としていたので、それはもう、ピカピカになって戻って来るに違いないとマウスキー達は大喜びでした。
しかし、マウスキー達は喜んでも、小太郎も喜ぶとは限りません。
トリミングに出発して、わずか一時間後ぐらい経った頃、病院から電話がありました。
先生からの電話で、なんでも、トリミング中に小太郎の腰が抜けたので、酸素室に運んだという内容でした。そして、酸素室で様子を見ながら毛をカットするらしく、迎えは大幅に遅い時間に変更になりました。
さて、心配しながら迎えに行くと、酸素室でくつろぐ小太郎の姿。もう元気は復活しているようなので、安心でした。
綺麗になったし、言うことなし、そんな気楽な気構えでいたのですが、どうも小太郎を甘く見ていたようです。
家に帰ってから、どうもトリミングが原因なのか、がくっとその日から具合が悪くなりました。
好きだったものも食べず、朝から晩までスープ生活です。
夜になると、わなわなと体が小刻みに震え始め、寝つきも悪いようでした。
これはもう、病院に行った時に聞いてみるしかないというぐらい、マウスキー達にも、小太郎にも、原因が分りませんでした。
そして昨日が待望の診察日(とは言え、一週間に二度通院している小太郎)。
大分寒くなったので、病院に行く時はすっかり冬スタイルです。 |
小太郎、とても緊張しているようです・・・ |
さて、気になる小太郎の急激に悪くなった原因はというと・・・気候の寒さも相当負担をかけているのは、最早前提とされます。腎臓が結構弱っているのと、全体的に貧血の様子。
そして、たんぱく質が足りていなさ過ぎると言われました。肉は食べさせているのか、そんな根本的な話にチェックも入ります。
かなり耳に痛い話です。実は、最近の小太郎の1日のメニューはこんな感じです。
<朝>
バナナきなこ豆乳ジュース
<昼>
おかゆとビタミンEのサプリメント(相当魚臭い)
<おやつ>
じゃがイモとキャベツとお肉と豆乳のスープ
<夕食>
カブとニンジンの和風スープ
<晩ご飯>
豚汁(しかし、マウスキー家の食卓においての豚汁は、豚肉が汁碗に入っているか、入っていないかの確率。基本的に大根が主役。豚肉がその時入っていれば、小太郎の口に入ります)
・・・・肉がない!! 驚くほど肉を長い間口にしていなかった小太郎。
肉からナトリウムも吸収するし、肉からじゃないとたんぱく質を取れないので、血も作れないし、それはかなり厳しい。ウサギさんなどは草からもたんぱく質が取れるけど、犬は無理だからと言われました。
とはいえ、食べすぎは腎臓に負担がかかるので、肉も適量でなければならないようですが。
可哀想な小太郎・・・肉を食べさせてもらえず、血が足りなくなって貧血で具合が悪かったとは・・・
その日は、午前中に診察に行きましたが、夕方もう一度通院して血を増やす点滴をしてもらいました。
待合室で待つのは疲れるようです |
光りが眩しくて、目が開けられません |
目瞑り写真 |
疲れてきたので、くつろいで待っています |
さて、そんな可哀想な事が原因だと判明したので、その夜はおでんの手羽先を食べた小太郎。
美味しかったらしく、大威張りしながら催促をし、じゃがイモスープと交互に肉を食べ、実に幸せそうにその夜は眠りにつきました。
今まで具合が悪くなった事はありますが、今回ほど可哀想な検査結果はありませんでした・・・
そして、再認識。犬は、肉食である。
小太郎君の毛並、見違えるようですね!
返信削除サラッと語られている腰抜けエピソード、
私の腰は抜けませんがびっくりしました。
お肉食べさせてあげてくださ~い。
有難うございます、音好猿美さん!
返信削除マウスキー達も腰が抜けたと聞いて驚きました。
お肉の量は難しいですが、最近は手羽先が気に入ったようなので、手羽先をごはんに出す事にしてます。